書棚 2010.07
机の次には 書棚が必要です。
部屋が狭いので、普通の書棚を置くスペースが無い。
子供用の勉強机のように、机の上の空間を利用することとした。そうすれば、座ったままで必要な書類ファイルや資料を取り出せるので極めて便利です。
側板の位置を Deskの両足の上に置くことで、天板に負担をかけることなく、重量を支えることが出来る。
早速、製作に取り掛かった。

材料は 1×4材を板矧ぎすることとした。
天板の製作で接着方法は分かった。
今回は、 先に作った天板を利用して、その上に板材を並べて圧着した。
左図はその状況の写真です・
板がかなり反っているので、てこの原理で上から押さえつけているところです。
このようにして、側板2枚と棚板2枚を板矧ぎした。

出来た 側板と 棚板3枚です。


側板は、1×4 材3枚のサイズとなるが、机上に設置するため、空間的に重苦しくなる感じがしたので、棚板位置にのみ短い板を使い、空間的に透けて見えるデザインとした。
 
 左図が中央の短い板を矧いだところです。
1×4材にはコーナRが取られている。これをそのままにして、縦線のデザインとしてみた。
これに 若干不満が残る。やはり、材の両面をカットするか、もう少し深いV溝にするなどの工夫が必要であった。そのままでは、アンチョコだけれども、手抜きがばればれです。
反省材料!
側板と棚板は、大入れ構造として、強度を確保した。

各棚板には、構造材としての背板を着け、強度アップをはかった。
仮組みしたところです。

心配した強度も確保できて、しっかりした物が出来た。

デザイン的にも すっきり出来たように思う。

作ってから気がついたが、棚板もスケルトン構造にすることが出来る。

手間が面倒だけれど、モット面白いものが出来そうだ。
次回はやってみよう。
仕上げには、Desk と同じ オスモカラーの チェリーを使った。